SQL Serverでデータベースミラーリング(その4)
いよいよミラーリング構成の設定です。
元になるデータベース側(プリンシパル側)で右クリックし、「タスク」「ミラー」を選択します。
プロパティが開いたら「セキュリティの構成」をクリックします。
「次へ」をクリックする。
今回は監視サーバを設置しないので「いいえ」を選択して「次へ」をクリックします。
プリンシパル側は特に設定を変更するところは無いので、そのまま「次へ」をクリックします。
「ミラーサーバーインスタンス」を対象のインスタンスに変更して接続できれば「リスナーポート」等は変更せず「次へ」をクリックします。
ここは空白のまま「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
「ミラーリングの開始」をクリックします。
「はい」をクリックします。
「状態」が「同期完了:データベースは完全に同期されています」になればデータベースのミラーリングが無事に完了です。
データベース名の横が「同期済み」に変わります。
ミラーデータベースのサービス強制
データベースでミラーリングを設定しているときにプリンシパルサーバで障害が発生した場合、ミラーサーバを使用しないといけない状況になるかと思いますが、監視サーバが無く手動フェールオーバーに設定されているとミラーデータベースがロックされた状態になりデータを使用することができません。
この場合は下記の方法でミラーデータベース側でミラーリングのサービスを強制します。
1.ミラー サーバーに接続します。
2.次のステートメントを実行します。
ALTER DATABASE <database_name> SET PARTNER FORCE_SERVICE_ALLOW_DATA_LOSS
<database_name> はミラー化されたデータベース名です。
ミラー サーバーは直ちにプリンシパル サーバーに切り替わり、データを利用することが可能になります。
※ただし、データが損失する場合があります。
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