小学生からプログラミング教育の必要性

まず、2020年から小学校でプログラミング教育が必修化され、2021年からは中学校でも必修化されました。さらに、2022年には高校生の授業にもプログラミングが導入されました。

プログラミングとは、コンピュータに対して指示を出すための言語です。これを学ぶことで、子供たちは自分の考えを形にする力を身につけることができます。

小学校のプログラミング教育では、プログラミングは教科として扱われません。小学生では、複雑なプログラミング言語の習得は目的とされておらず、「プログラミング的思考」を身に付けることを目的として授業が導入されています。

「プログラミング的思考」とは、他の言い方で表すと「論理的な思考」ともいい、子どもが問題にぶつかったときに、自分の力で解決に繋げる為にも必要な思考です。プログラミング教育の「ねらい」は、小学校でのプログラミング教育を通して、子どもたちが「プログラミング的思考」を身につけ、社会生活に役立てていくことです。

他にもプログラミングを学ぶべき理由はいくつかあります。

1.思考力と論理力を養う

プログラミングは、問題を解決するためのステップを組み立て、それをコードに落とし込む作業です。この過程で、子供たちは論理的な思考力を養います。

2.創造性を育む

プログラミングは、自分のアイデアを形にするためのツールでもあります。ゲームやアプリを作ることで、子供たちは自分だけの作品を作り出す喜びを感じることができます。

3.未来のキャリア形成

情報化社会が進む現代では、プログラミングスキルは非常に重要な資質となっています。早い段階からプログラミングを学ぶことで、将来的に幅広いキャリアパスが開かれます。

プログラミングを学ぶことは難しいと感じるかもしれません。確かに、一部のプログラミング言語は複雑です。しかし、子供向けのプログラミングツールもたくさんあります。これらのツールは視覚的で直感的なインターフェースを持っており、子供たちが楽しみながらプログラミングの基本を学ぶことができます。

最後に、プログラミング教育は子供たちにとっての一つの選択肢であり、子供たちが自分の興味と好奇心を追求することが最も重要です。
プログラミング教育は子どもたちが自分の力で問題を解決する力を育てるための重要な教育です。保護者の皆さんも、お子さんが「プログラミング的思考」を身につけることの大切さを理解して、お子さんの学習をサポートしてあげてください。

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